重曹で鏡掃除をする方法とは？掃除の注意点や汚れを防ぐコツを紹介

鏡に付着した汚れは、水や中性洗剤を使っても、なかなか落ちません。こまめに掃除しないとすぐに汚れが付着するため、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、重曹で鏡掃除をする方法についてご紹介します。掃除をする際の注意点や汚れを防ぐコツも説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

重曹で鏡掃除をする方法

重曹で鏡掃除をする方法についてご紹介します。

重曹で鏡掃除をする効果

白い粉末状の水垢には、重曹の使用がおすすめです。鏡の水垢はアルカリ性の汚れが多いため、頑固な汚れでなければクエン酸やお酢で落とせるでしょう。クエン酸やお酢でキレイにならなかった場合は、石鹸カスや皮脂などが混ざった酸性の汚れが付着している可能性もあります。そのため重曹を使用すると汚れが落とせるかもしれません。重曹は弱アルカリ性のため、酸性の汚れに効果的です。また、重曹には研磨作用もあります。そのため、物理的に汚れを落とす作用も期待できるでしょう。

重曹で鏡掃除をする手順

重曹で鏡掃除をする際に必要なものは水100mlと重曹小さじ1/2～1杯、ペーパータオルとラップ、スプレーボトルです。はじめにスプレーボトルに水と重曹を入れて、しっかりと混ぜ合わせます。できあがった重曹水を鏡にまんべんなく吹き付けましょう。とくに汚れが気になる部分にはたっぷり吹きかけます。ペーパータオルで覆い、その上からさらに重曹水を吹きかけると効果アップが期待できます。

ペーパータオルを長時間おいておく場合は乾くのを防ぐために、上からラップをしてパックしましょう。軽い汚れの場合は30分程度、汚れがひどい場合は半日程度おきます。汚れがふやけたらペーパータオルを外し、くるくると円を描くように磨いて汚れを落とします。そのあと水で洗い流して、乾いたタオルで水分を拭き取ったら完了です。

重曹を使った鏡掃除の注意点

重曹水で鏡を掃除する場合、やさしく撫でるように拭くのがポイントです。重曹には研磨作用があります。そのため、ゴシゴシと強く擦ると鏡に傷がつくかもしれません。また、クエン酸や重曹を使う場合は素手で長時間触らないよう、ゴム手袋などを使用します。クエン酸は柑橘類や梅干しにも多く含まれており、ベーキングパウダーとして食品添加物にも使用されているため、安全です。

また、重曹は体内でも作られるため、短時間なら触っても問題ありません。しかし、クエン酸や重曹に長時間触れ続けると、皮膚がシワシワになったり、肌荒れしたりする可能性もあります。とくに肌が弱い人は、肌荒れ防止のために短時間であっても素手で重曹やクエン酸を触らないよう注意しましょう。

鏡の汚れを防ぐコツ

鏡の汚れを防ぐコツについてご紹介します。

石鹸汚れはすぐに洗い流す

石鹸カスの汚れは、水垢汚れと同じ洗剤では落とせない面倒な汚れです。汚れがひどくならないように、鏡にシャンプーやボディソープがついた場合はすぐに水で流しましょう。汚れを防ぐためには、水道水と結合する前に流すのがポイントです。

お風呂上がりに鏡を拭き取る

浴室の湿気や、鏡にシャワーをかけることで、鏡に水垢汚れがつきます。水垢汚れを防ぐために、お風呂上がりには鏡を拭き取りましょう。体を拭き終わったあとに、タオルで鏡をさっと乾拭きするだけで汚れを防げます。

掃除アイテムを使う

ウロコ取りアイテムは、水垢に対して効果的な成分が配合されています。ウロコ取りアイテムを選ぶ際は、研磨剤が入っていないものを選びましょう。研磨剤入りのものは鏡を傷つける可能性があるため、注意が必要です。また、掃除後に防水スプレーを拭きつけたり防水シートを貼ったりすることで、鏡に水滴がつくのを防げます。水垢汚れの予防につながるでしょう。

汚れが落ちない時の対処法

さまざまな洗剤を使って掃除しても、鏡の汚れがキレイに落とせない場合もあります。水垢や石鹸カスは、時間が経つほど頑固になります。そのためピカピカに磨き上げるのは難しいでしょう。自分で落とせない場合は、ハウスクリーニング業者に依頼する方法もあります。専門業者は、汚れに適した専用の洗剤や道具を使用するため、自分で掃除するよりもキレイになるでしょう。お風呂の掃除を依頼した場合、費用相場は15,000円程度です。鏡だけではなく壁や床、浴槽に付着した水垢など浴室全体を徹底的にキレイにしてくれます。

まとめ