ハウスクリーニングで立ち合いはどうするか！立ち合いについて解説

ハウスクリーニングは専門業者に依頼して、クリーニングしてもらうのですが、当日の立ち合いが必要なのか気になります。住居の大きさによりますが、本格的なハウスクリーニングになると、1日仕事になることもあるのです。

ハウスクリーニングの作業は短くても数時間はかかります。ハウスクリーニングの立ち合いは必要になるのかどうか、当日の立ち合いについて解説します。

ハウスクリーニングの立ち合いとは

ハウスクリーニングの立ち合いは、クリーニング作業を開始する際に、その日の作業工程や作業内容などを確認するために必要です。また、作業が終了して仕上がりを確認するためにも清掃作業完了時に、立ち合いが必要になります。その間のハウスクリーニング作業中については、必ずしも立ち合わなくてもよいのです。

ただし、日頃の清掃の参考にしたいなら、プロの清掃業者が実施するハウスクリーニングをじっくりと観察することをおすすめします。あまり目にすることがないプロの清掃技術を近くで直に目視することで、清掃のコツがつかめそうです。

ハウスクリーニング中の立ち位置

プロの業者によるハウスクリーニングの作業中、家にいる家族の方々は何をしておけばよいのか、わからない方も多いはずです。実際には、ハウスクリーニングの作業の妨げとなるような動きをしないことが重要です。その点を気にして、清掃していない場所で通常の生活と同じように過ごしていても問題はありません。

また基本的に、業者が行うハウスクリーニングの作業を手伝うことはありません。勝手に手を出してしまうと、業者が作業する際の邪魔になってしまいます。ハウスクリーニングの作業を見学したいのであれば、隣の部屋や少し離れた、作業の邪魔にならない範囲からじっくり観察しましょう。

部屋の清掃は時計回り

一般的に、ハウスクリーニングの清掃は時計回りで行われることが多くみられます。ハウスクリーニング業者はクリーニングの準備を済ませ、作業を効率よく行うために、動きがムダにならないよう、部屋の清掃ルートを決めます。

部屋全体のすべての汚れがきれいに落とせるよう、また汚れの取りこぼしがないように、手際よく、効率よくハウスクリーニングを行うのです。あくまで、清掃する個々の部屋の条件にもよりますが、基本的には部屋の入口からスタートして、時計回りに順次掃除していくのが一般的な清掃方法です。

掃除は上から下が原則

例外もありますが、ハウスクリーニングの基本的なルールの一つが、部屋の上部から下部へ掃除することです。床をクリーニングした後に天井の照明器具を掃除したら、天井の汚れが床に落ちて、再び床の汚れを掃除することになります。大部分の汚れは下方に向かって落ちていきます。また、室内を清掃すると掃除中は室内にホコリが浮遊し、掃除が終わったころに床に落下するのです。そのような経緯もあり、室内は高い部分からクリーニングして、最後に下部を行うのがおすすめなのです。

ハウスクリーニング立ち合いの注意点

業者がハウスクリーニング実施中に、家の方が在宅する必要ありません。しかし、もしも家族全員が一斉に出かける場合は、注意すべき点があります。その場合は、まず、ハウスクリーニング業者と外出についてよく相談しましょう。次に以下のような注意点があります。

貴重品管理は徹底しておく

家族全員が出かけたときに発生する可能性がある事故や事件は、家にあった貴重品などが紛失したときのトラブルです。実際には貴重品の紛失がそれ以前にあったとしても、清掃業者が疑われるケースはあります。そのようなトラブルを招かないためにも、貴重品管理は徹底して施錠も完璧に行い、管理することが重要です。

清掃事故の扱い

極めてまれですが、清掃業者が清掃中に誤って部屋の備品などを傷つけたり、部屋の壁や柱や床を傷つけたりすることがあります。大部分の清掃事故は業者が加入している損害保険で補償されます。ただし、その事故は清掃作業中の事故が対象です。清掃が終わり最終確認で家の建物のキズが発見されても、そのキズが清掃作業中のものか、以前からあったものかわからないケースがあります。

そのためにも、清掃現場の事前確認や立ち合いは大切なのです。やはり清掃業者の清掃作業中は、家族の誰か一人が家の中に残っておいた方がよいでしょう。そうすれば、ハウスクリーニングを発注する側も行う側も、安心できるようです。

まとめ