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定期的なエアコンクリーニングは必要!
その理由を詳しく解説

温暖化が進行する現在の日本では、エアコンのない生活はたいへん厳しいものになります。冷房を5月頃から10月頃まで使用して、冬場は暖房として使うことが増えています。夏の盛夏にはエアコンがない室内では、熱中症を発症するほどの暑さになることもあるのです。また、冬場にエアコンが効率よく働く室内では快適に動き回ることが可能です。今回は、このように便利なエアコンのクリーニングについて注意点など解説します。

エアコンクリーニングは必要

エアコンを効率よく使用するためにクリーニングは欠かせません。また、エアコンは室内機と室外機があり、その両者を気体が行き来することで、エアコン内部は汚れやすいのです。エアコンのクリーニングはそれだけ重要な役割があります。

エアコンの構造

最初に、エアコンの構造について触れます。エアコンは壁の上部に設置され、暖かい風や、ひんやり感じる冷風が吹き出します。そのようなエアコンは、室内機と室外機がセットになっているのです。この2つの部分が配管でつながっていて、配管の中には「冷媒ガス」が充填されているのです。その冷媒ガスが液体や気体に変化しながら空気中の熱を運び、冷房や暖房を行っています。

冷房のときは、エアコンの室外機側で低温の液体になった冷媒ガスが、室内機へ移動して熱交換器を冷やします。一方、室内機が取り込んだ部屋の空気は、熱交換器で熱だけが冷媒ガスに移って、室外機へ送られるのです。熱だけを奪われ温度が下がった空気は部屋に戻されて、冷たい風が室内に噴き出されます。室外機に移動した冷媒ガスは室外機の圧縮機でさらに高圧・高温な気体となり、室外機の熱交換器を経て外部へ放出されるのです。

エアコンは冷房も暖房も1台で行う

暖房時のエアコンは、室外機の熱交換器が、外の空気から熱を集めます。集約された熱は、圧縮機で高温・高圧な気体となった冷媒ガスで室内機へ運ばれ、室内機の熱交換器を温めるのです。温められた熱交換器からエアコンのファンにより、温風が部屋に放出されます。

一方、部屋の冷たい空気は冷媒ガスにより室外機に送られて外部へ放出されます。このようにエアコンの基本的な仕組みは、冷媒ガスによって空気中の熱を移動させて温度調節を実行し、室内を温めたり冷やしたりするのです。

エアコンクリーニングの方法

記述の通りエアコンは室内の空気や外気を吸い込み、適度な水分もあるため、汚れが付きやすくホコリも溜まり、雑菌も繁殖しやすい環境です。それだけにプロのエアコンクリーニング業者は、エアコンを分解して洗浄するほど徹底してきれいにします。以下が、標準的なエアコンクリーニングの流れです。

分解

まずエアコンパーツを分解していきます。今回はお掃除機能付きでない従来型のエアコンの清掃についての解説です。最初にカバーを外し、次にフィルターを外します。その他の外せるパーツすべてを外し、各部品の洗浄を行います。

養生

エアコンを制御する基盤部分に水分が浸入しないように、各部分をしっかりと養生するのです。エアコンクリーニングは10リットルほどの水を使用して洗い流すので、しっかりと養生し、エアコンを保護します。また、エアコンの吹き出し口付近には洗浄水の排水用のビニールを取り付け、バケツで受けます。

洗浄

プロが行うエアコンクリーニングは、高圧洗浄機と専用の洗浄液を使って、エアコン内部の洗浄を行うのです。専用のアルカリ性洗剤は洗浄力が強力で、エアコン内部のカビやホコリをきれいに落とします。内部の頑固な汚れが、エアコンの排水管と、洗浄水の排水用のビニールから流れていきます。洗浄した水は、エアコン内に溜まっていたカビとホコリが洗い流され真っ黒になっているのです。

分解したフィルターとエアコンカバーは浴室などの広いスペースで洗浄します。掃除機で表部分から大きいホコリを吸い取り、きれいにしていきます。次に、中性洗剤でフィルターやエアコンカバーに付いたカビなどを除菌して、日陰干しにして乾燥させるのです。

すすぎ

次に、洗剤やホコリやカビがエアコン内部に残らないように高圧洗浄機で入念にすすぎ洗いを行い、エアコン独特のパーツといえる、排水ホースも掃除します。エアコンは排水用ホースを通してホコリも流しているので、ホース内部の通り道が詰まって、排水の通り道が狭くなるケースもあります。エアコンクリーニングでは排水用ホースの詰まりの手当までするのです。

乾燥と仕上げ

洗浄後は目に見える部分の汚れを拭き取り、乾燥させます。暖房なら30分から1時間ほど、送風の場合は最短でも1時間位かけ、水分を飛ばしていきます。このときエアコンから出る空気は、カビ臭さが消えていることも確認できるようです。仕上げとして、乾燥させたエアコンにコーティングして防カビ処理を行い、洗浄したカバーを取り付けてエアコンクリーニングの終了です。

汚水の処理について

エアコンクリーニングで排出された水には、強力なアルカリ性の洗剤が含まれているために、そのまま処分できません。排水溝に流すことなく、エアコンクリーニングの業者に自社に持ち帰ってもらい、適正に処理してもらうよう注意しましょう。

エアコンクリーニングの注意点

エアコンクリーニングはさまざま面からも必要になるのです。エアコンをクリーニングしないまま放っておくと、利用する方々の健康面にも影響が出るケースもあります。また、エアコンクリーニング中の注意点もあるのです。それらを以下で詳しく紹介します。

呼吸器疾患の原因になる。

記述のように、エアコンクリーニングを怠ると、エアコン内部にホコリやカビが多く付着します。その一部は室内へ吐き出されてくるのです。エアコン内部のホコリやカビが室内に拡散すると、それを人間が吸い込み、呼吸器疾患の原因になることもあるのです。小さな子どもから高齢者まで、ホコリによる喘息や肺炎、カビによる皮膚疾患などを発症する可能性が高くなります。

エアコンクリーニングの立ち合い

エアコンクリーニングは2時間ほどで終わるため、基本的にエアコンクリーニング作業中は立ち合いすることをおすすめします。しかし、どうしても外出することが求められる場合は、貴重品の管理を徹底し、スマホなどで連絡がとれる状況も必要です。また、作業前と終了後の確認時は立ち合いが必要になります。

水や電気を使用する

エアコンクリーニングでは、清掃するお宅の電気・水道・ガスを使用します。また車で訪問するため、駐車スペースを確保するか、駐車スペースがない場合は、有料駐車場の代金は発注側の負担になることに注意しましょう。

まとめ

エアコン内部の汚れは健康被害の原因になることもあり、エアコンクリーニングは必要になります。最近はエアコンクリーニング専用の装置も増え、洗浄力が強力な洗剤も使用され、エアコンはきれいにクリーニングされるのです。エアコンはクリーニング後に、冷暖房の能力は元に戻ることが多くあるので、エアコンクリーニングを定期的に実施しましょう。

「ユアクリーンサービス」は、群馬県邑楽郡邑楽町にあるハウスクリーニングの専門店です。エアコンクリーニングも承ります。当社は、邑楽町と周辺エリアで、エアコンクリーニングはじめ、換気扇・浴室・キッチンなどの頑固なしつこい汚れを落とすハウスクリーニングです。また当社は、高品質ながらリーズナブルナ価格でハウスクリーニングを施工しております。お家の汚れでお悩みの方は、ぜひ当社へご依頼ください。