ハウスクリーニングは自分では普段できない部分まできれいに掃除してもらえるサービスであり、家事の効率化を目指す人が増えた今、注目を集めています。ところが実は、悪徳業者によるハウスクリーニングの被害に遭ってしまう人も多いのはご存知でしょうか。

そこで今回は、悪徳業者を避け、信頼できるハウスクリーニング業者の選び方を紹介していきましょう。

ハウスクリーニングの悪徳業者は存在する？

自分では落としきれない汚れや、手の回らない個所まできれいに掃除してもらえるのがハウスクリーニング業者です。ところがハウスクリーニング業者の中には、悪質な業者も存在します。そこでここでは、悪徳なハウスクリーニング業者によるトラブル例を紹介していきましょう。

エアコンクリーニングの悪質トラブル

エアコンの掃除は本体の分解など専門的な技術が必要なため、依頼する人の多いサービスでしょう。ところが残念ながら、悪質なトラブルの多いのもエアコンクリーニングなのです。たとえば作業の手間を省略するために目に見えない部分の汚れが落ちておらず、嫌な臭いの発生するケースがあります。また、適切ではない清掃方法や用具を用いたことで、エアコンの故障してしまうケースも少なくありません。

さらに故障などを指摘しても、「元々壊れていた」「クリーニングのせいではない」などと責任を否定するケースも多々あります。

清掃クオリティの低さによる悪質トラブル

たとえば油汚れのしつこいレンジフードなど、きれいにしてもらうことを期待して依頼したにもかかわらず、業者の清掃のクオリティが低くトラブルになること多々あるのはご存知でしょうか。レンジフードの例では、清掃が不十分だったために異臭や油汚れの残ったケース、換気扇内部は清掃していないケースなどが頻発しています。

自分では落とせない汚れまできれいにしてもらえると期待し依頼したにもかかわらず、クオリティの低い仕上がりではがっかりしてしまうことでしょう。

全体クリーニングにおける悪質トラブル

一軒家の丸ごとクリーニングを依頼して、悪質トラブルに遭うケースもあります。清掃範囲が広いため、清掃中に床や壁に傷を付けられてしまったり、貴重品やお金の盗品に遭ってしまったりするケースも報告されているので、十分気を付けましょう。不必要な作業まですすめてくるケースもあるので、安易に同意しないことです。

信頼できるハウスクリーニング業者選びのポイントとは？

悪徳のハウスクリーニング業者を避け、信頼できるハウスクリーニング業者を選ぶには、どのようなポイントに気を付ければいいのでしょうか。

ホームページがあるか？内容もチェック

悪徳業者の多くは、ホームページをもたずに飛び込み訪問してくるようです。まずはホームページのあることが、信頼のおける業者の証だと言えるでしょう。またホームページがあったとしても、クオリティの低い場合、明確な料金やサービス内容の記載がない場合も注意が必要でしょう。

電話対応の良し悪し

ハウスクリーニングを依頼する際に、電話でファーストコンタクトを取る人が大部分ではないでしょうか。実際にクリーニング作業に当たるスタッフの腕が良かったとしても、最初の電話対応が悪いと良い印象はもてません。また、悪徳業者の場合には、明らかに態度が悪かったり、サービスについて理解していないような違和感を抱いたりするケースも多いようです。信頼して作業を任せるためにも、最初にどのような印象を抱くかどうかを大切にしましょう。

見積もりは明確か

見積もりを取る際には、どこまでが作業範囲なのかなどの説明がわかりやすいかどうかも重要な判断基準です。わからない点を質問した時に、答えがあいまいではないか、明確な返答があるかどうかも注意してチェックしましょう。

希望するサービスの豊富な実績があるか

自分の希望するクリーニングサービスの実績が豊富なら、満足のいく仕上がりが期待できるはずです。ホームページに「ビフォー・アフター」の画像を載せていたりすれば、サービスの技術力がわかりやすいでしょう。また、ブログなどでクリーニング業務の様子を発信している業者もいます。

損害保険に加入しているか

ハウスクリーニング業者は、作業中に万が一家財を破損してしまった場合に備えて損害保険に加入しているものです。加入していない業者に依頼することは、トラブルのもとになりかねません。ホームページを見れば、損害保険に加入しているかどうかは確認できます。

口コミもチェック

Googleなどの口コミは、業者のホームページではわからない、実際にサービスを利用した人による生の声がわかります。

まとめ