床を美しい状態に保つなどの効果があるワックスを、皆さんはご自分で塗布しているでしょうか。ホームセンターなどでワックスはさまざまな種類が売られており、定期的に自分で塗られている人も多いことでしょう。ただワックスがけはかなり重労働であり、ムラなくきれいに塗るのは、実は簡単ではありません。

そこでおすすめなのが、ハウスクリーニング業者にワックスがけをお願いすることです。ワックスがけをハウスクリーニング業者に任せるメリットや、お願いする頻度などを解説していきましょう。

ワックスの効果とは？

普段床は掃除機や雑巾、フロアワイパーなどで掃除しているからワックスは必要ない、塗るのは大変な作業だから必要ないと考える人もいるかもしれません。ところがワックスには、次のようにさまざまな効果があるのです。

傷からの保護

スリッパの摩擦や椅子を引くなど家具を動かしてできる傷など、床には案外、日々傷ができているのはご存知でしょうか。ワックスを塗ることで床表面に塗膜が貼られ、床を傷から守ってくれます。

ツヤが出る

床には目に見えないほど小さな凹凸や小傷のあるものですが、ワックスを塗ることでその凹凸や小傷が埋まり、表面が滑らかになりツヤが出ます。照明の光や太陽光も良く反射するようになるため、床がピカピカに輝いて見えることでしょう。部屋全体が明るく感じられるはずです。

掃除が楽になる

床に凹凸や小傷のある状態では、汚れやゴミ、ほこりが入り込みやすく掃除しにくいものです。ワックスを塗ることで表面が平らな状態になれば、掃除機などでの掃除が各段に楽になることでしょう。

ハウスクリーニング業者にワックスがけをお願いするメリットとは？

ハウスクリーニング業者に、自分でもできるワックスがけをお願いするメリットとは何でしょうか。

仕上がりの美しさ

床用ワックスはホームセンターなどで売られているので、自分で行っている人も多いのではないでしょうか。ただ、美しく仕上げるのはなかなか難しいものです。プロに任せれば床に最適なワックスを選んで、専用の道具を使ってムラなく美しく仕上げてもらえ、仕上がりに感動するはずです。

メンテナンス方法を教えてもらえる

業者によっては、ワックスがけした後のメンテナンス方法について詳しく教えてくれることがあります。

手間や時間がかからない

ワックスを自分でかけるのは、なかなかの重労働です。ただ床全面にワックスを塗るのでさえ疲れる作業なのに、実はワックス前の床洗浄も重労働なのはご存知でしょうか。ついつい億劫でワックスがけを後回しにしてしまうより、時間や手間のかからないプロに任せた方が効率的だと言えます。

床洗浄や古いワックスの剥離作業も任せられる

自分でワックスを塗る際に、床の汚れ落としの作業をすると言っても、掃除機でほこりを吸って拭き掃除をするだけでは不十分だとご存知でしょうか。それだけでは油汚れなど、ワックスを弾いてしまう汚れが落とせず、失敗の原因となりかねません。目に見えない油汚れまで完全に落とすには、床全体を洗剤で掃除するしかないのです。ワックスの仕上がり具合を左右する大切な工程である床の汚れ落としを、ハウスクリーニング業者ならしっかり行ってくれます。

さらにワックスがけの前に重要なのが、前に塗布した古いワックスの剥離作業なのはご存知でしょうか。ワックスを剥離しないまま重ね塗りしてしまうと、汚れや雑菌まで蓄積されてしまい不衛生な他、ひび割れを起こすなどしてしまうのです。剥離作業も難しい作業なので、プロに任せた方が良いでしょう。

ワックスを塗る頻度の目安とは？

ここからは、どのくらいの頻度でワックスがけをハウスクリーニング業者にお願いすればいいのか、目安を紹介していきます。

一般家庭の床の場合

一般的な課程の床の場合、ワックスの種類にもよるものの、およそ半年から1年に一度のワックスがけでいいでしょう。ただし家族の人数が多い場合、その分ワックスの塗膜が劣化しやすくなるので、早目のワックスがけがおすすめです。

オフィスの床の場合

大部分のオフィスは土足OKであり、素足よりも靴の方がワックスの塗膜にダメージを与えやすくなります。外から汚れを持ち込みやすくもなるので、ワックスの塗膜は劣化しやすい環境だと言えるでしょう。3か月から半年に一度のワックスがけがおすすめです。

マンション共有部分の床の場合

マンションの共有部分も多くの人が土足で行き来する場所であり、さらに直射日光や風雨など、ワックスを劣化させやすい要因が重なる場所になります。物件の価値を維持するためには、1か月から2か月に一度ワックスがけをするのがベストでしょう。

まとめ