エアコンは、普段過ごす空間の空気の状態を左右することから、日頃からこまめに掃除を行って衛星性を保つことが大切です。日頃から掃除を行う際は、掃除に適した道具を使用することで、より効率的に衛星性を保てます。

今回は、エアコン掃除に使える道具について紹介しましょう。

エアコンの自分で掃除可能な部分

エアコンを本格的に掃除するときは、専門的な知識が必要になります。知識の乏しい方が、むやみにエアコン内部まで掃除をすることは、故障の原因になるためおすすめできません。そのため、自分でも掃除ができる部分を理解して、日頃からその部分だけでも清潔に保てるようにしましょう。自分で掃除可能な部分について解説します。

エアコン表面

エアコンの表面は、日頃から室内の空気と接触していることから、空気中のホコリや汚れが多く付着します。エアコン表面の中でもエアコン上部には、吸気口が備わっているものも多いことから、とくにホコリが溜まりやすくなっています。そして、表面部分はデリケートな部品などもないことから、日頃からの掃除が比較的しやすい部分だと言えるでしょう。

吹き出し口

エアコンの吹き出し口は、温度調整された空気がでてくる場所であるため、とくに清潔に保っておく必要があります。吹き出し口は、エアコン内部の湿気などもでてくる場所であるため、とくにカビが繁殖しやすい部分でもあります。吹き出し口も比較的掃除のしやすい場所であることから、こまめな掃除を行うように心掛けましょう。

フィルター

フィルターは、取り込んだ空気の通り道であり、空気中のホコリなどを取り除く役目があるため、エアコンの部品の中で最もホコリが多い場所だと言ってもよいでしょう。フィルターは、定期的に掃除が行えるように取り外し可能であることから、非常に掃除がしやすい場所です。

エアコン掃除に役立つ道具

エアコンに付着している汚れは、ホコリからカビまでさまざまな種類のものがあります。また、複雑な構造をしていることから、場所によっては、通常の掃除道具では届かない部分もあります。それでは、そうしたエアコンの掃除を効率的に行うために役立つ道具の一部について紹介しましょう。

歯ブラシ

歯ブラシは、さまざまな掃除の場面でも使われことの多い道具ですが、エアコンの掃除でも歯ブラシは非常に役に立ちます。エアコンは、空気の吹き出し口など大きな掃除道具を差し込みにくい場所が多いため、歯ブラシであればしっかりと掃除ができるでしょう。エアコンの部品の中には、フィルターなどのデリケートな部品もあるため毛先は柔らかめが理想です。

雑巾

雑巾は、エアコンの表面や吹き出し口の広い部分などを拭くのに最適です。雑巾を濡らしてエアコンを拭く際は、水分がエアコンに残らないように、かたく絞った状態のものを使用するようにしましょう。マイクロファイバー素材のものなどは、汚れ落ちもよく速乾性もあるためエアコン掃除に最適です。水拭き用と空拭き用の2種類を使用するのが理想です。

洗剤

最近は、さまざまな種類の洗剤が市販されていることから、エアコンの掃除でも場所に合わせて使い分けると効果的に汚れを落とせます。たとえば、フィルターなどは油汚れが付着していることもあることから、中性洗剤のつけ置き洗いが効果的です。他にも、重層やセスキ炭酸ソーダなどの洗剤も工夫して使用すれば効率的に汚れを落とせるでしょう。

サッシブラシ

サッシブラシは、窓の細いサッシを掃除するためのブラシですが、細い隙間の多いエアコンの掃除にも役立ちます。歯ブラシよりも広い範囲をしっかりと掃除できるため、場所に合わせて使い分ければ効果的に掃除を行えるでしょう。

掃除機

エアコンのホコリは掃除機を使用すればまとめて掃除が可能です。ブラシ付きのノズルなどを使用すれば、細かいホコリなどを効果的に掃除することが可能でしょう。

メラミンスポンジ

メラミンスポンジは、掃除したい場所に合わせて切り取れるため幅広い場所に使用できます。ただし、メラミンスポンジの研磨力は意外と強いので、スポンジを使用する際は優しく洗うようにしましょう。

お掃除棒

お掃除棒は市販されているものもありますが、割りばしとメラミンスポンジなどを組み合わせて自分で作ることも可能です。お掃除棒は、手の届かない狭い部分の汚れを落とすのに効果的です。

自分でエアコン掃除を行う際の注意点

自分でエアコン掃除を行う際は、注意すべきことも多くあります。思わぬ事故や故障を起こさないように、しっかりと注意すべきことを理解しておきましょう。それでは、注意点について紹介します。

電源は確実に抜く

エアコンの掃除をする場合は、感電防止や誤作動防止のために、掃除前に確実に電源を抜くように注意しましょう。

機械部分に洗剤などがかからないようにする

エアコンの内側には、電気的な機械部分があります。そのような機械部分に洗剤などが付着すると故障の原因となるため、十分に注意する必要があります。

高温高圧スチームでの洗浄はNG

頑固な汚れも除去できるスチーム掃除機ですが、エアコンの掃除で使用すると樹脂部分などに影響がでるため使用しないようにしましょう。

ドレン配管などの排水経路の詰まりに注意

エアコン内側の掃除を行ったときは、除去された汚れがドレン管などの排水経路に溜まって詰まりの原因になる場合があります。掃除後は、しっかりとすすいで詰まりが起きないように注意しましょう。

まとめ