エアコンクリーニングの悪質業者とは？トラブル例と見極め方を解説

エアコンクリーニングは内部の洗浄までご自身で行うことは難しく、分解洗浄をしたい場合は業者に依頼する必要があります。しかし業者の中には悪質な業者がいるのも現実です。業者選びに失敗するとしっかり洗浄してもらえないだけでなく、大きなトラブルにつながるケースもあります。

この記事では、エアコンクリーニングの悪質業者の見極め方や、エアコンクリーニングにおける注意点を合わせて解説していきます。エアコンクリーニングの業者選びに不安を感じている方は必見です。

エアコンクリーニング悪質業者でのトラブル例

エアコンクリーニングを依頼し、悪質業者にあたってしまった方は沢山いるようです。実際にあったトラブル例を紹介していきます。

周囲の家具が汚れた

実はエアコンクリーニングを行う際に、周囲の家具や壁が汚れるといったトラブルは一番多いのです。エアコンクリーニングではエアコンから汚水が大量に出ます。そのため、作業前にしっかりと養生するなどしないと、汚れてしまう可能性があるのです。弁償してもらえることもありますが、中にはその後対応がなく放置されて、泣き寝入りするしかなかったといった方もいます。

エアコンが故障

エアコンクリーニングは分解し洗浄を行うため、クリーニング後正常に動作しなくなってしまうケースもあるようです。損害保険に加入していない業者の場合、自分たちが原因ではないと言い張り対応してくれないこともあります。作業後に動作確認を行ってくれるかどうかも、悪質業者でないか見極める方法です。

後から追加料金を請求された

他のクリーニング業者に比べて、費用が安いからと依頼したにも拘わらず、作業終了後に追加料金を請求されることもあります。自宅で目の前で支払いをしなくてはいけない場合、追求することが出来ずに言われるがまま支払ってしまうケースもあるようです。追加料金が必要な場合、作業前に確認してもらうよう伝えるようにしましょう。このように、エアコンクリーニングでトラブルの被害にあってしまった例が沢山あることもあります。

エアコンクリーニング悪質業者の見極め方

エアコンクリーニングを業者に依頼しようと思った場合、どのようにして悪質業者であるか見極めるのでしょうか。その見極め方をご紹介します。

相場より異常に料金が安い業者

基本的に大手のエアコンクリーニングは料金設定が高めで、個人で行っている業者は料金設定が安い傾向にあります。エアコンクリーニングの相場は通常のエアコンで9,000円～12,000円程度です。自動お掃除機能付きのエアコンは通常に比べクリーニング料金が高くなります。キャンペーンを行っている等の理由以外で、この料金より異常に安い業者には注意が必要です。安すぎる場合、クリーニング後に追加で料金を請求されてしまうケースもあるようです。

作業内容が不明瞭な業者

悪質な業者の中には作業内容をしっかりと伝えてくれない業者もあります。どこまで分解し洗浄をしてくれるのか、オプションはどういった内容の作業があり、料金がどうなっているのかなど、事前に確認をとるようにしましょう。希望通りのクリーニングを行ってもらえず料金を支払うことになってしまうなど、後々のトラブルにつながる可能性があります。作業内容がホームページに掲載されていない場合は、問い合わせると答えてもらえるはずです。事前に確認をするようにしましょう。

損害保険に未加入の業者

エアコンは複雑な作りをしているので、プロがクリーニングを行っても故障してしまう可能性は少なからずあります。損害保険に加入していればクリーニング後に起きた、故障や不具合に対応してもらえます。

作業時間が短すぎる業者

エアコンクリーニングを行う際、クリーニングをするだけでなく、作業開始前に周りが汚れないように養生シートで覆うなどの工程があります。通常のエアコンで1時間程度、自動お掃除機能付きエアコンで2時間程度の作業時間が平均です。平均の作業時間より大幅に作業時間が短い場合、何かしらの工程を省いている可能性があります。事前に作業時間を問い合わせるのも、悪質業者を見分ける方法です。最近はエアコンクリーナーを吹きかけるだけで、作業を終わらせる業者もいるようなので注意しましょう。

エアコンクリーニングで悪質なトラブルに合わないための注意点

大手のエアコンクリーニング業者なら口コミもあり安心して任せられますが、料金設定が高いというデメリットがあります。一家に何台もエアコンがある場合、少しでも安い業者に依頼したいと考えますよね。悪質業者かどうかは、作業してもらって初めてわかることもあります。それではどのような点に注意するべきなのでしょうか。トラブルを回避するために必要なことを紹介します。

• 作業している様子を見せてもらう
• 作業前に汚れない配慮をしてもらう
• 汚れなどが会った場合は証拠写真を撮るようにする
• 追加料金が発生する場合は、作業前に声をかけてもらう
• 作業後動作確認をしてもらう

エアコンクリーニングの繁忙期は、トラブルが発生してもすぐに対応してもらえないこともあります。トラブルが起きないように目を光らせておきましょう。

まとめ