2024年02月02日

エアコンクリーニングをDIYできるって知っている?その方法や注意点を解説

エアコンクリーニングをDIYできるって知っている?その方法や注意点を解説
エアコンのお掃除をしていますか?エアコンは空気を循環させて室内の空気や湿度を調整するため、実はけっこう汚れているのです。エアコンクリーニングは業者に依頼すると分解洗浄を行ってくれます。では家で行えるクリーニング方法はどういったものなのでしょうか。

この記事ではエアコンクリーニングのDIY方法や注意点について解説します。自分でエアコンクリーニングをしたいと考えている方は必見です。

エアコンクリーニングの頻度

家で行えるエアコンクリーニングの範囲は、本体周りの拭き掃除・フィルターの掃除です。エアコンクリーニングは一年に一度行うと良いといわれていますが、家庭で行うクリーニングの頻度は2週間~1か月に一度がおすすめです。フィルターにほこりが、ぎっしりとついている状態で使用していると、エアコンの運転効率が悪くなり快適な気温になるまで時間がかかってしまったり、無駄な電気代を使ったりすることになりかねません。夏や冬は家にいる時間は付けっぱなしの方も多いでしょう。気づくとホコリまみれになっていることもあるので、定期的にフィルターを確認するようにしましょう。

エアコンクリーニングの手順

家庭でできるエアコンクリーニングは40分程度あれば終わります。その手順を紹介しますので、参考にしてください。

エアコンクリーニングの準備

エアコンを掃除する際は必ず電源を落とすようにしましょう。漏電の危険があるため電源プラグも抜きます。またエアコンは高い所に設置されていることがほとんどです。脚立や椅子などに乗って作業をすることになります。足元が不安定でないか、もし転倒した場合、周りに危険なものは置いていないかなど、注意して作業をはじめましょう。

あると便利な掃除道具は以下のとおりです。

  • タオル
  • フィルター掃除用のブラシ
  • ハンディモップ
  • 掃除機
  • 水で薄めた台所用洗剤または掃除用の液

フィルターを取り外し清掃する

フィルターを取り外す際は、エアコン表面のカバーをパカっと開く必要があります。お使いのエアコンによってカバーの開け方は異なるので取扱説明書を参考にしましょう。無理やり開けてしまうと、パネルの爪が割れてしまうこともあるので注意してください。

カバーを開くと、フィルターが見えます。フィルターに多くのホコリがついている場合は、取り外す前に掃除機で吸いましょう。ホコリが舞い散らないように気を付けながら本体からフィルターを外します。フィルターを外したら、表面についているホコリを掃除機で水とりましょう。その後取り切れない汚れをシャワーで流します。この時ホコリがついている逆側からシャワーを当てると、効果的です。大まかにホコリが取れたら、今度はブラシ(使い古した歯ブラシなど)と、薄めた台所用洗剤を使用して汚れを落とします。

フィルターが綺麗になったらタオルで水分を拭き取ってください。この時フィルターを挟み込むようにして水分を除去すると効果的です。水気が取れたら日陰で干し、完全に乾かしましょう。少しでも濡れている状態で、設置して使用するとホコリが沢山くっついてしまい、次の掃除の時に取りづらくなるので注意しましょう。

本体と吹き出し口の清掃

この工程はフィルターを外した状態で行うので、フィルターを乾かしている間に行うといいでしょう。まずはフィルターがついていた裏側をハンディモップなどで掃除をします。ここで注意したいのは、奥にホコリが入らないようにすることです。次に網目状になっている、熱交換機器の部分に軽く掃除浮を当て、ホコリを除去します。

吹き出し口などの汚れを取り除く

最後に固く絞った雑巾を使用し、エアコンの上部や、パネルの裏側、吹き出し口を水拭きしましょう。ここで注意したいのは、網目状になっている熱交換機器の部分を濡らさないことです。洗剤の使用も故障の原因になるので、必ず水のみで行うようにしてください。

室外機の掃除

エアコンは部屋に設置している本体と、外に置いてある室外機で一つのセットです。室外機のメンテナンスは年に一度程度は行うと良いでしょう。室外機周辺にゴミや落ち葉が溜まっていないか確認をしてください。室外機の網目状になっている、熱交換機器の部分やファンにゴミが詰まっていると、正常に動作しない場合があります。

エアコンクリーニングでやってはいけないこと

エアコンクリーニングをDIYする方法を説明しましたが、素人がやらない方がいいとされていることがいくつかあります。エアコンクリーニングでやってはいけないことを紹介していきます。

エアコンククリーナーは使用しない方がいい

エアコンの掃除道具として、エアコンクリーナーというものが売られています。エアコン内部の汚れを除去できるといった商品ですが、誤った使い方をすると非常に危険です。エアコンの濡れてはいけない部分に、洗剤が入り込むことで火災や故障の原因になる可能性があるのです。中途半端に汚れが落ちてのこった洗剤が、汚れにこびりついてしまうこともあるのでできるだけ使用しない方がいいでしょう。

自分でエアコンを分解しないこと

エアコンは非常に精密で複雑な作りをしています。分解して内部まで洗浄したくなりますがやめましょう。一度分解しても元に戻せなくなってしまったり、戻せても正常に動作しなくなったりする場合があります。

内部まで分解洗浄したい場合は、クリーニング業者に依頼しましょう。業者は専用の道具を使用しエアコン内部の汚れを除去してくれます。エアコン内部はカビ菌が好む環境であるため、見えない所にカビがついていることも多いのです。一度も業者にクリーニングを依頼したことがない方は、この機会にぜひ予約してみてはどうでしょう。自分で掃除するより格段に綺麗になり、エアコンの効きもよくなりますよ。

まとめ

この記事ではエアコンクリーニングをDIYする方法と注意点について解説しました。自分自身で行える掃除箇所は表面部分のみで、内部はプロに依頼しないと危険なことがわかりました。クリーニング業者に依頼し、内部洗浄を行うのは、年に一度程度が理想です。近年夏は夜も暑く一日中エアコンを付けっぱなしというケースが多いので、想像以上に汚れている可能性があります。一度クリーニング業者に依頼し、分解洗浄をしてみてはいかがでしょうか。

群馬県邑楽郡にあります「ユアクリーンサービス」は、群馬県・栃木県・埼玉県北部を中心にハウスクリーニングを行っています。エアコンクリーニングはプロの力で内部まで綺麗にできるのでおすすめのメニューです。エアコンクリーニングだけでなく、引渡前掃除・施設などの鏡磨きも行っています。クリーニングでお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。